森 咲樹の御茶BLOG「森Tea 百茶百想」アーカイブ

日本茶(狭山茶)「春恋茶」

皆さん、こんにちは。 第二弾の「杉林渓」の記事を読んで頂き、ありがとうございました。 時間を見つけて、早速祖父母と飲んでみました。茶葉を見た瞬間、私と同様驚いていました(笑)! でもお茶の苦味とスッとした味を気に入ってくれて嬉しかったです。皆さんも是非、時間を見つけてご家族と飲んでみてくださいね!

さて、今回紹介するのは狭山茶という種類で「春恋茶」という商品名のteaです!「春恋」という茶名が妄想を掻き立てますし、過去のほろ苦い恋の経験を思い出したので、書いていきたいと思います。

皆さんは、「春恋」と聞いて想像するのはどちらですか? 「春がくるから恋をする」それとも「恋をするから春がくる」。 春は、新学期や新生活が始まる季節。春ってワクワクしますよね!きっと沢山の出逢いがあり、異性との出逢いは恋に発展するパターンも多いはず。一方、これから一生の友達になれる人との出逢いがあるかもしれませんね。前者以上に、胸の高鳴りを感じます!実際、私が3年前に大学生活を始めた時に出逢った友人達は、一生の友達になれると思います。

私、女子大なので、春になったら恋が始まることは...ありません(笑)。そしてアイドルという職業柄、恋が始まるということもありませんが...

 

自分が恋愛したらどうなるんだろう。
そもそも結婚できるのだろうか(笑)。
成人を迎え、本格的に自分のライフステージを考え始め、結構現実的に考えるようになりました。
21歳になってから、有難いことにお仕事で沢山のチャンスが巡ってくるようになりました。今は学業と両立しつつ、お仕事を更に真剣に頑張りたいと思っているので、恋愛禁止だろうが禁止ではなかろうが、今は恋愛に向かう気持ちはありません。まだ若いから、今は自分がやりたいことを全力でやってみたい!...と、この気持ちは揺るがないですが、このまま仕事ばかり頑張っていたら、私は素敵な人と巡り合って結婚できるのかと、ふと心配になることもあるんです(笑)
芸能の世界は、沢山の方との出会いがあるから大丈夫。それにまだ若いから大丈夫...大半の方はそう思うかもしれません。
ここで私の両親の話を聞いてください。両親は学生時代の夏休みに図書館で巡り会うという漫画のような出逢いから7年間交際した上で結婚。そんな二人に育てられた私は出会いや結婚についての考え方が、ものすごく堅いんです(笑)。私の両親の出逢いを知っているアップアップガールズ(仮)のメンバーからも、「咲樹は絶対結婚には慎重になりすぎて、早くは結婚できないと思う!」と言われたことがあります。いえ、なりすぎる自信がありなんです(笑)。 ちなみに、この両親の話は私の鉄板話です(笑)。更に母から、「びびび!って本当にあるよ!」とまで言われてしまった私は、どうしたら良いのでしょうか(笑)。
こんな漫画のような運命的な出逢いがあったら一番嬉しいですが...どうなのかなぁ。

 

両親がお互い一途なところは私も受け継いだらしく、実は小学2年生から5年間、同学年の男の子に片想いをしていました。今となっては、可愛い可愛い過去の話です。一緒に給食を食べたり、ノートを貸してあげたり、仲良しではありました。そんな片想いをしていた男の子とは中学校は別々だったんです。もう毎日は会えない。きっとここで想いを伝えなければ一生後悔すると思い、小学校の卒業式の日にお付き合いは出来ない(既にアイドルだったので)けれど想いだけは伝えようとしたら...友達に先を越されてしまいました。"5年間も片想いをした男の子は実は私の友達と付き合っていた"という事実を知ってしまった......ほろ苦い経験でした。
悔しいとはいえ、おめでたいこと!この状況で私が想いを伝えて良いものかとても迷いましたが、5年間ずっと好きだった人。恥ずかしくてバレンタインは一度も渡せなった。卒業式の数日前から賑わう卒業アルバムに書き合う寄せ書きにも、無難なことしか書けなかった。ほんの数日前ならこんなに悩まずに伝えられたのに...。なんで寄せ書きを渡す時に、「実はね、」と切り出せなかったんだろう...。そんな状況で、ここで想いを伝えなければ全てにおいて一生後悔すると思い、素直に祝福し、私の想いも伝えました。勇気を出してよかった。 私に「ありがとう!」と返事をくれた彼。この5文字が、どれだけ切なくて、どれだけ嬉しかったことか。

ん~!!!甘酸っぱい!!!

これが森咲樹の初恋。そして人生で初めての失恋です(笑)
「春恋茶」から、まさか失恋の話になるとは(笑)。

「春恋茶」を飲んだとき、勿論お茶の苦味はあるのですが、苦味よりまろやかな甘さを感じました。この「春恋茶」は狭山茶というお茶の種類で、丹念に選りすぐられた新茶葉と、「狭山火入」という伝統の火入れが、江戸時代から変わらぬ美味しさの秘訣だそうです。この火入れにより狭山茶特有の濃厚な甘味を得ることができるとか!
「狭山茶」を初めて聞いた方も多いと思いますが、歴史は古く鎌倉時代にまで遡ることができ、静岡茶、宇治茶と並んで『日本三大茶』と呼ばれています。よく知られる俚諺では『色は静岡、香りは宇治と、味は狭山でとどめさす』と謳われているそうです。ちなみに静岡に実家があり、幼い頃から静岡に馴染みのある私なので、嬉しい諺です!静岡のお茶は、県民の私が誇りを持ってオススメできますが、この狭山茶も誇りを持ってオススメできるお茶です!

 

まろやかで甘くて苦い味と、「春恋」という名前の双方から、過去の甘くて苦い恋の想い出が蘇ってきました。書きながら、ちょっぴり切ないです(笑)

皆さん、叶うか叶わないかは神様しかわからないけど、想いは伝えるべきです。後悔しないでくださいね。

"伝えなければ後悔をする"と過去の経験から私は学びました。だから、なんだかんだで恋愛はできるのかな。恥ずかしいから想いを伝えられず恋愛できない場合もあるけれど、私はそれはなさそうです。
ただロマンチストな私なので、こだわりは強そう(笑)。
自分のライフステージがどんなステージになるのか、この先とても楽しみです!