メガモリッ!mon récit !!

[無料]第4回

2016年11月29日。

朝4時30分、パリのシャルル・ド・ゴール空港に到着!
私のフランス一人旅がスタート。
予定よりも早く着陸してしまって、オペラ座まで行くバスの始発がまだだったから、空港のカフェに入ったの。
なんと、店員のお兄さんがクロワッサンを1つサービスしてくれた!やっぱりフランス人の男性は、レディーへのサービスが素晴らしいんだなぁ。私が思い描いていたフランス人男性のイメージそのもの!到着早々、感心しちゃった。
この出来事が、後々大きな失敗に繋がることになるなんてこの時は思いもせず、これから始まるフランス旅にただ胸を膨らませていた!

 

7時頃ホテルのチェックインが済んで、シャワーを浴びて出かける準備を進めた。
フランスの湯は、少し泥臭かった!パリだからかな。日本も東京の水は美味しくないもんなぁ。でも東京とも比べものにならないくらい泥っぽくて、驚いた。水に関しては、海外あるあるだから慣れているけど。

そういえば、フランス人はみんな口を揃えて言う。
「パリはフランスじゃない。」
日本だって東京が全てじゃない。
京都、鎌倉、沖縄、私の出身地静岡県だって誇れる日本。
私も、パリ以外のフランスを沢山知りたい。リヨンや南仏にも行きたいなぁ。西海岸にあるモン・サン・ミッシェルにも!

今回は丸々使える日が3日間しかなかったから、とりあえず憧れのパリに行こうと思って、パリの観光名所を2日かけて回った。

 

 

エッフェル塔、ノートルダム大聖堂、凱旋門、シャンゼリゼ通り、コンコルド広場、ルーヴル美術館。正直2日間のパリは物足りなかったなぁ。
3日目は丸一日かけて、一番行きたかった、憧れのヴェルサイユ宮殿へ。

 

 

ヴェルサイユ宮殿は、全てを見て回るならば3日はかかる。1日だけじゃやっぱり足りなくて、ずっと駆け足だったけど、予想以上に行けないところが沢山あって悔しかった(涙)。
今度は、ヴェルサイユ宮殿を数日かけて堪能するフランス旅行を計画しようと決心した3日目だった(笑)。

 

そして今回の一番のハプニングといえば、1日目、ホテルでシャワーを浴びた後、意気込んでエッフェル塔に向かうメトロ(地下鉄)での出来事。
最寄りのオペラ駅で、切符の買い方がわからなくて券売機の前でアワアワしていたら、フランス人の優しそうな青年が声をかけてきてくれた。
全ての操作をやってくれた上に、青年が自分のカードで切符を一枚買ってくれたの!
朝、空港でクロワッサンをサービスしてもらったことが頭にあったので、フランス人男性はみんなマドモワゼルに対して優しいんだ~と、改めて感心!!
“Merci!”とお礼を言ってホームへ向かっていたら、その青年が追いかけてきたの。
「マネー!マネー!」って言ってきたから、なんだ!サービスではなかったのかとお金を払ったんだけど、なぜかその場でパニックになっちゃって、100ユーロも渡してしまったの。
メトロのチケットなんて、一枚2ユーロの200円そこら。それを知っていたにも関わらず、100ユーロ=日本円で1万3千円も渡しちゃった…。私はアホなのか。でも、もらう青年も青年じゃない!?「多いですよ!」って教えてくれればいいのに!
パリを歩くときにはスリに狙われないためにちゃんと鞄を抱えて歩いて、「良かった。着いた早々鞄盗まれなくて~」なんて安心していたら、なにこれ!新手のスリじゃん…!!
そしてもっと悲惨なことに、青年が買ってくれたのは、子供料金の切符だったらしい!
エッフェル塔の最寄駅に着いたら、駅員に“You’re penalty!”と言われ、3千円の罰金…。
夢のフランスにやっとの思いで来て、本物のエッフェル塔にも辿り着いたのに、信じられないほど散々だ……。
旅が始まって30分で、財布からユーロがなくなってしまった。そのせいでエッフェル塔の展望台にも上がれずに、外観だけを楽しんだ。
当然電車に乗るお金もなく、泣く泣くホテルまで2時間かけて歩いて帰った。
ホテルの金庫に1万円を換金せずにしまっておいて良かった。
本当にそれだけが救いだった。
でも、3日と半日を1万円で過ごさなきゃいけないのは、大ピンチ。

 

これでもかというほど脳みそを働かせた。
だって、これって、もしかしたら帰国できないくらいの大ピンチじゃない!?
神様が、森咲樹に与えた最大の試練!
絶対一人でなんとかしてやる。
負けず嫌いで頑固な私、発動。

つづく。