森 咲樹の御茶BLOG「森Tea 百茶百想」アーカイブ

キャラメルの甘い香りがふわっと広がる「ほうじ茶キャラメル」

こんにちは。
ブログ名が「百茶百想」ということで、
なんと、あと4回で
連載100回目を迎えます!
始めた当初は、
100回も書けるか不安でしたが、
沢山の方の支えがあり、
100回目前まできました。
読者の皆様が居なければ、
ここまで続けることができたでしょうか。
いつも読んでくださって、
本当にありがとうございます。
今回も、楽しんで書いていけたら
いいなと思います。


 

さて、ここ数回、
「おちゃらか」というお茶ブランドの
お茶たちをご紹介してきました。
「やきいも茶」、「コクトウ茶」、
そして「巨峰茶」。
初めて出会う香りと味のお茶たち。
その「おちゃらか」を創立したフランス人
ステファン・ダントン社長、
そして、いつもOL茶道でも
お世話になっている
遠州流宗家 小堀宗翔さん、
このお二方と
お話しさせて頂ける機会を設けて頂きました。
それはそれは貴重な時間で、
とても緊張しました。
ダントン社長にお会いして
ご挨拶させて頂いた、次の瞬間。
ダントン社長は思い出したように、
カバンの中から、ある物を取り出しました。
「おちゃらか」の「ほうじ茶キャラメル」です。

 
私と宗翔さん、スタッフの皆さんにも、
「ほうじ茶キャラメル」の
TEA DRIPを配って下さいました。
「せっかくだからこれを飲みながらお話しましょう!」
そうおっしゃって、
ティーカップの指定までなされていて。
茶道の宗家で初めてお会いしたのに
お茶に対するこだわりをはっきり出され
物凄く積極的で、驚いてしまったほど。


 

次の文は、いい意味で言いますね。
「一見、図々しいともとられかねない積極さ」
とても大切ですよね。
自社の商品を売り込む、
それは自分を売り込むことと同じ。
ティーカップにも拘って、
ベストな状態で人に見てもらう。
そして味わってもらう。
ファーストインプレッションって、
本当に大切だと思います。
私も見習うべき点です。
お会いして数分で、
「この人すごい…。」と圧倒されました。
 
100回目まで残り4回ということで、
その4回を使って、
先日の対談について、じっくりと書いていきます。
連載97回目、
まずは、ダントン社長が持参して下さった
「ほうじ茶キャラメル」をご紹介しますね。


 

袋を開けた瞬間、
キャラメルの甘い香りがふわっと広がりました。
小堀宗翔さんと目を合わせて、
お互いニコッと微笑んでしまうほどの、
女の子が大好きな甘い香りです。
そして、私が出会った紅茶の中で、
ずば抜けて好きなMARIAGE FRÈREの
ミルキーブルーに少し似ていて、ハッとしました!
ミルキーブルーはバニラの香りです。
この「ほうじ茶キャラメル」は、
甘い香りに、
キャラメルとほうじ茶の香ばしさが
プラスされるので、より深さを感じます。
甘ったるさが苦手な方も、
香ばしさがプラスされているので、
飲みやすいと思いますよ!
香ばしさという点で共通点がある、
ほうじ茶とキャラメルは、ベストマッチ!
香ばしくて美味しいモノって、
日本に限らず、海外にも沢山あると思います。
ただ、ほうじ茶の香ばしさは
日本ならではだと思いますし、
キャラメルは、世界的に愛されている
香ばしい味わいの代表でもあります。
双方が合わさった「ほうじ茶キャラメル」は、
自国では勿論、世界中に発信しても、
馴染みやすさ抜群のお茶だと思います。
 
また、
「日本茶は世界的なビジネスになる茶商。」
ダントン社長は、日本茶についてこう考えています。
「おちゃらか」のお茶たちは、
日本茶と出会い、その魅力を知り、
世界中で広く受け入れられるように、
様々な工夫を凝らした、
ダントン社長の努力の賜物だと、
改めて感じました。
 
今回の三人の対談は、
それぞれの立場からの様々な意見がありましたが、
話が進むに連れ、感じた共通点がありました。
「自分が好きなものを、伝えたいものを、
より沢山の方に、身近に感じてほしいという気持ち」
です。
 
まずは、ダントン社長のお話について、
書いていきますね。
ファーストインプレッションを超える、
ものすごい熱さを感じました。
次回をお楽しみに!